崖っぷちフリーターが運用オペを脱出するまで
振り返り(前職に入社した際)
ポリテク卒業後の転職活動の結果(近況報告) - 崖っぷち高齢フリーターによるポリテクC言語就職活動ブログ
前職に入社する際、大きめのシステム開発系の内定も貰っていた。
だが勤務地が遠方だったので、家庭の事情で諦めて、自宅から常駐先が近い前職に入社した。
年齢的な面もあり、通常ならスキルが身につかないと避ける運用オペレータの案件だったが、
定例的な仕事内容が幸いした。
家庭の事情がそれどころではなく、家族の対応で寝れない日が続き、出勤するだけでも精いっぱいだった。
意識が朦朧とする日々の中で、数時間サーバーの障害を見逃してしまい、客先と自社チームの先輩から
「なぜ見逃したのか」と詰められた時は、理由なんか説明できる訳ないので、流石に家族を残して、身投げしようと思った。
※ パトランプを鳴らす仕組みを何故か導入しない現場もあります。
Excelのソートとか絞り込みが認識できなくて、金額がおかしかった時もあった。
一番酷い時は、俺は、押入れしか寝る敷地がなかった。
毎日エスタロンモカを飲んでいたので、尿路結石になった。
仕方がなく、サーバー当番の前日だけ、サウナホテルに寝るために泊まりに行くようにして、
せめてクリティカルなミスが発生しないように対策した。
もし神様がいるとすれば、この仕事にめぐり合わせてくれたことに感謝したい。
2年前ぐらいから、普通の大きさの家を借りられて、寝る場所は確保できるようになった。
この仕事のおかげで、家族を支える事ができた。
生活に余裕が出来てから
客先から帰ったらバタンキューの毎日に、少し余裕が出てきだしてから、将来の事を考える余裕が出来た。
IT系の勉強会に参加するようにして社外の空気を吸うように心がけた。
割と大阪で参加しているけど、会社関係の人と全く合わない。SIerとWeb系は世界が違うのだろう。
ユニティーちゃんとパタパタ #オーサカプログラミングスクール #hololens pic.twitter.com/nqUPSoeFA6
— 風の民@たつき監督降板に抗議するフレンズ (@allforbigfire) 2017年1月14日
直接の契機
もともとギスギスしていたのだが、客先のNo1とNo2が喧嘩してしまった。
家族を支える金のために運用オペレータをしているのであって、ストレスフルな環境に居続ける理由はない。
精神的に余裕がない俺は抜ける事を即断した。
とばっちりで俺まで鬱病になったら、誰が面倒を見てくれる訳?!
40歳前なので、運用オペレータの契約社員の仕事を期間満了にする - 崖っぷち高齢フリーターによるポリテクC言語就職活動ブログ
転職活動
一発逆転を狙える、プログラミングが出来る会社に転職する事が目的だった。
幸い、数年前ほどの異常事態は脱したので、仕事の条件を広げる事が出来た。
人材紹介会社は1社だけ登録したけど、役に立たなかった。
お盆を挟んだのがいけなかったのか、小さな小さな人売り開発会社だけ正社員の内定を貰えたので、そこに賭けた。
開発経験を得る事が目的なのだから。
もう一社は、給料面を考えて運用の求人をハローワークで見かけて応募したら、面接に呼ばれた。
採否の返事がなく、長い事待ってしびれを切らして問い合わせたら、「常駐先がなかなか決まらなくて」ってふざけた事を言ったので断った。
転職後
「障害が発生しませんように」とビクビクお祈りしなくて済むようになり、心が平穏に近づいた。
給料は手取り5万円減の20万円。市民税府民税の支払いが苦しい毎日。
せいぜいExcel VBAぐらいだったのが、転職後は先輩の指導の下、AndroidやPHPとか色々と、少しずつだけど担当させていただいている。
勿論、プログラム経験を積んだら、給料の良い仕事に転職するつもりだ。
ずっと耐えてきて、やっとスタートラインに立てた。
なお、5年経ったが、家族の問題は、何も解決していない。